ペーデル・インタビュー
ペーデル情報
生年月日: 1972年1月30日
自宅: スコーネのエステルレンにあるグレヴルンダ・ファーム
家族: 妻リーセン、2004年に誕生した息子カルステン
趣味: 馬、アート、デザイン
初めてのポニー: ロード号(Bポニー:ウェルシュ種とアラブ種の混血)
その他のペット: 犬のバルブロとブリット
好きな色: 赤、今のところ
好きな食べ物: エステルレンで獲れる全種類の魚
幸せの素: 家族と愛馬たち、よい天気
長所: 新しいアイデアを聞く耳を持っていること
短所: 新しいアイデアに取り組むこと
夢の休暇: ビーチ
目標: 世界のエリート障害飛越騎手の一員になること
騎手としてのあなたの目標は?
常に自分に対して新しい目標を設定しています。今年は、純粋に騎手としての技術向上を目指しています。僕の騎乗スタイルは、総合馬術競技がベースになっているのですが、世界のエリート障害飛越騎手の仲間入りを果すためには、それを変えなければなりません。簡単に言うと、よりダイレクトな騎乗スタイルを身につけるということです。小さなことですが、重要なことです。
H&Mマジック・ベングトソン号の将来の見通しは?
世界選手権が終わるまでは、手元に置くことで馬主たちと合意しています。その後は売却される可能性もありますが、できれば僕のところにおいて、2008年オリンピックを一緒に目指したいものです。
あなたの厩舎には馬が何頭いますか? 次の大スターはどの馬?
リーセンと僕とでいつも厩舎に20頭ほど持っています。本当のところ、今年(2008年)は例年以上によい状況です。才能豊かな馬ばかりですから! どの馬が僕のスターホースだったH&Mマジック・ベングトソン号と並ぶ名馬になるかはまだ分かりませんが、現時点ではH&Mアークティック・アウロラ・ボレアリス号、H&Mヴンガロ号、H&Mラヴィート号の成長が著しいですね。なかでも、アークティック号は2007年12月のロンドンのグランプリで7位入賞を果たしており、実に将来有望です。
調教方法を教えてください。
調教内容は実に多様で、馬によってかなり異なります。ですから、うちには多数のパドックやウォーキングマシン、ベルトコンベヤー、最高の馬場を備えた第一級の屋内騎乗場、騎乗の練習に使える本物の丘まで用意してあります。ここまでにするには時間も労力もかかりました。僕とスタッフにとっては大仕事でしたよ。
毎日、何頭の馬に乗りますか?
6頭か7頭ですね。1頭につき最低でも1時間は騎乗しますから、これが僕にとって毎日の最大の仕事です。馬の背中や脚に触れて、調教できるコンディションかどうかをチェックするのも、かなりの時間がかかりますね。
愛馬は何を食べていますか?
干し草サイレージにオーツ麦、特殊な飼料、ミネラル類。移動する時には刻んだ干し草です。どれも最高品質のものばかりで、いつも品質をチェックしています。
人馬の組み合わせが成功している場合、馬のおかげと騎手のおかげ、それぞれどの程度なのでしょうか?
この質問については、時が経つにつれて、僕の意見も変わりました。現時点では、才能のある騎手は馬をよい状態にする、というのが僕の意見。ですから、明らかに騎手のほうが重要です。
騎手としての自分をどう説明しますか?
現在取り組んでいる、小さいけれど重要な技術面の変更は別として、馬に無理やり何かをやらせるのは好きではありません。むしろ、僕は馬に自信を持たせてやりたいと思っているので、騎手と馬との交流がとてつもなく重要になってきます。それが僕の打ちこんでいることです。
あなたからは、常に冷静という印象を受けますが、気性の荒い馬も好きですか?
総合馬術競技時代の最初のトップホースからの影響を今でも幾分引きずっています。ヒリー・トリップ号という、サラブレッドの血が多く入った馬でした。気性の荒い馬にはちょっと余計に手がかかりますから、それだけ大変になります。この件についても、僕はいつも冷静でいられるのかな?
あなたの活動の最良の面と最も困難な面は?
最良の部分は大好きなことをできるところ。最も困難なことは、馬たちと僕自身の長期的な実力アップをきっちり実現することですね。
チームH&Mの仲間であるマーリンについて聞かせてください。
マーリンは騎手のお手本――常に競技者としてのコンディションが整えられている、素晴らしい騎手です。彼女の愛馬たちの満足そうな様子は、はたから見ても分かります。その上、僕たちは一緒にとても楽しい時を過ごしています。
あなたにとってチームH&Mはどんな存在?
とても重要です。きちんと集中して、馬術のあらゆる側面の質を高めるチャンスが得られたのは、2003年にチームH&Mに参加してからのことでした。H&Mなしでは、2004年オリンピックで団体戦での銀メダル獲得と個人戦での4位入賞という、素晴らしい成績は残せなかったでしょうし、ひょっとしたら出場さえもおぼつかなかったかもしれません。チームの全員が、専門家としても個人としても多大なサポートをしてくれています。僕たちは充実した時を過ごしていますし、やることのすべてにおいて常に向上を目指して努力しています。
フィリップとフレドリクとのトークショーやペーテル・シーペンとのクイズ番組に出演し、テレビ番組の司会者を務め、グローブ・アリーナで歌い、映画を作り、1万人が見守るなか馬の扮装をしてマーリンを運ぶ――どんな気分ですか?
グローブで人気デュオのFameと一緒に歌ったあの夜、観客の皆さんと一緒に決めたんです――もう二度と歌わないって! でも、冗談はさておき、チームH&Mでは、マーリンと僕の別の一面を知ってもらうために、いつもファンのために新しいことをしようしています。楽しいし、喜んでいただけていると思っています。
あなたはアーチストでありデザイナーでもありますね。そのためにどのくらいの時間を割いているのですか?
それも大好きなんですが、今のところは騎手としての成長が最優先です。そうは言っても、アートとデザインは自分にとって大切なものですし、やっていると快感なんです。
自分の乗馬服のデザインに参加していますか?
デザインには自分も参加していますし、意見も伝えています。H&Mスタッフと話し合い、色々なことを試しています。もちろん、自分自身、デザイナーとして面白いと思っています。
あなたのワードローブはどんなものですか?
普段着用にジーンズをたくさん持っていますが、きちんとした服装も好きですよ。タキシードとテールコートも持っていますし、ジャケットやスーツもたくさんあります。ファッションは楽しい――スタイルに変化をつけるのが楽しいんです。でも、去年、タキシードでスニーカーを履いてしまった時は――たまたまやってしまったわけで……。
絶対にこれだけは着ない、という服はありますか?
ダークスーツに白い靴下も、僕にはしっくりこないな……。
あなたの服の買い方は?
かなり男っぽい買い方だと思います。買い物する時には、集中力を発揮し、てきぱきこなしますから。
救いようのない方向音痴というのは本当ですか?
残念ながらその通りなんです。初めてクロスカントリー競馬をやることになった時、最後は僕のために捜索隊が派遣されてしまって……。
