仕入れ生産
H&Mは自社工場を所有していません。自社工場を所有する代わりに、アジアとヨーロッパを中心とした、約700社の独立サプライヤーから衣料品やその他の商品を仕入れています。
仕入れ部門は買い付け商品を企画し、その一方で生産拠点は各サプライヤーとの連絡を担当します。適切なサプライヤーの選択と発注は、生産拠点が責任を担っています。品質や価格、発注数量、リードタイム、柔軟性、そしてH&MのCSR要件を満たすかどうか、これらの要素を総合してサプライヤーが選ばれます。サプライヤーとの協力体制は戦略的かつ長期的であり、H&Mはサプライヤーと共に成長することを目指しています。
商品の品質と安全性についての検査は生産拠点が担当しています。生産拠点では、化学物質テストと同様に子ども向け商品の安全性、洗濯テストなど、H&Mの品質・安全基準の検査項目について広範囲に及ぶ検査が実施されます。
H&Mは、それぞれの国で最も厳しい規定を常に遵守しています。そして、その規定はH&Mの行動規範のスタンダードとして、すべての事業展開国で採用されるのです。
商品ごとに適切なリードタイム
商品が発注されてから店舗に配送されるまでの時間は、数週間から6ヶ月間までさまざまで、商品ごとに適切なリードタイムがあります。生産数量の多いベーシック・ファッションや子ども服の場合、早い時期で発注ができれば有利です。対照的に、生産数量の少ないトレンド性の高い衣類の場合は、リードタイムが大幅に短縮されます。
