新たな店舗チェーン ― COS
COS(Collection of Style:コレクション・オブ・スタイル)は、プレタポルテに匹敵するデザインの、新しいファッション・コンセプト。ディテールにまで行き届いたこだわりと現実的な価格を融合しました。憧れのファッションを皆様の手の届くところに。
COSでは流行と永続性が共存。必須アイテム、新解釈のクラシック、最新トレンド・ファッションでコレクションが構成されます。COSは、プレタポルテに匹敵する品質の仕上げと素材、フィット感を備えたスタイリッシュなワードローブの定番を、はるかにお求めやすい価格で展開します。COSの事業コンセプトは、ファッションとクオリティを最良の価格でご提供すること。同様の商品のなかでベスト・プライスを目指します。
COSは、2007年3月16日、ロンドンのリージェント・ストリートにイギリス旗艦店をオープンしました。ドイツ、ベルギー、オランダ、デンマーク各国の厳選された都市の一等地にも出店しており、現在の店舗数は11店になりました。2008年にはケルンとパリにも新店舗のオープンを予定しています。
COSの大部分を手掛けるのは、ミカエル・クリステンセン(メンズウェア・デザイン責任者)とレベッカ・ベイ(ウィメンズウェア・デザイン責任者)の参加する、社内デザイン・仕入れチーム。COSは、工場を所有しておらず、約60社の独立サプライヤーがコレクションを生産、サプライヤーの80%がヨーロッパ、20%がアジアにあります。
店舗にはほぼ毎日新たな商品が入荷するため、いつご来店いただいても、着てみたくなる新しいアイテムが見つかります。この的確な商品の流れを支えるのは、実証された物流システム。ロジスティクスとITはH&Mと連携しています。
COSコレクションでは、クオリティにフォーカス――レザーやカシミヤ、コーマ綿などの天然素材を使用。その姿勢は、COSの店舗の美的感覚にも表れています。店舗デザインを手掛けたのは、小売分野での輝かしい実績を持つ著名建築家、ウィリアム・ラッセル。同氏の実績には、アレキサンダー・マックイーンやマーガレット・ハウエルの店舗デザインなどがあります。COSの店舗は魅力とインスピレーションに溢れ、音楽と空間と照明が独特のムードをプラス。店内の雰囲気は、他にはないセレクト・アイテムに相応しいフィーリングを伝え、ソファと閲覧用の書籍が、心地よいくつろいだムードを醸し出します。1店舗当たりの平均面積は、およそ450平方メートルです。
COSは、トレンディなアイテムだけでなく、必須アイテムにもきめ細やかな目配りを欠かしません。完璧なシャツ、タンクトップ、スーツ、あるいは小さなブラック・ドレス、その1つひとつに巧みなデザインのひねりを利かせ、アイテムに現代的なエッジをプラス。アクセサリーやレジャーウェア、チノやデニムのようなカジュアル・アイテムもすべてCOSの商品展開の一部になっています。コレクションの3分の2がウィメンズ、3分の1がメンズ。サイズ展開は、ウィメンズが34~44、メンズが46~54、カジュアルは S~XL 、スーツは46~154となります。
COSはH&Mグループの一員です。「ファッションとクオリティを最良の価格で」というH&Mと同じ事業コンセプトのもとに設立されましたが、COSは、H&Mと競い合う存在というよりもH&Mの魅力をさらに高める存在です。価格設定をアップしたことで、COSは、顧客サービスがショッピング環境の鍵となる、デザイン主導の小規模店舗に相応しい、ハイ・クオリティな商品をお届けすることができます。COSは、H&Mグループの一員として、H&Mの健全な財務状況と小売業での経験からの恩恵を受けています。
また、COSは、国際的なH&Mグループの一員として、H&Mの確固たる倫理基準を採用しています。COSのサプライヤーは、子どもの権利条約と労働における基本的原則及び権利に関するILO宣言を基に1997年に策定されたH&M行動規範に従っています。COSは、本物の毛皮を販売せず、食肉生産の目的で飼育された動物から産出される皮革のみを使用しています。
COSは、クオリティ、フィット感、ファッション性の高いデザインを最良の価格でご提供するために誕生しました。COSは現代の精神。良質のデザインが経済的に手の届かないものである必要はない、そんな民主的スピリットがCOSなのです。
